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執筆者の写真PON あおき

マインクラフトって知っていますか

プログラミングとマインクラフト(その1)


学童保育ご利用者にプログラミングの体験版として、マインクラフトを行ってみました。マインクラフトというと、ゲーム?と思っている方も多いと思います。今実際に触っていただいているものは、教育版マインクラフト(Minecraft Education)を採用して、仮のアカウントでお試し実施していただいているものです。


教育版マインクラフトは、人気ゲーム「Minecraft(マインクラフト)」を学校の授業で利用できるようにカスタマイズされたもので、2016年に米マイクロソフトからリリースされました。もともとゲーム自体は、全世界で子どもから大人まで幅広いプレイヤーに親しまれており、累計販売本数が2億万本以上を突破しているそうです。ゲーム史上最も売れているゲームの一つでもあります。


マインクラフトとは、3Dの立方体ブロックで構成された仮想空間の世界で、ものづくりや冒険を楽しめるゲームです。「ワールド」と呼ばれる空間には、草原や湿地、砂漠など現実の世界を模した地形が広がっており、プレイヤーはその中で、石や土、木や鉄などさまざまなブロックを組み立てたり、壊したりしながら、自由なものづくりや冒険を楽しみます。何も持っていないところから始まります。動物を捕まえて食料にしたり、毛皮として使ったり、自分のねる場所をつくったりとさながら原始人です。でも子供たちは夢中でした。


そんなマインクラフトの魅力は子どもたちに聞いてみると「自由だから」という答えが圧倒的に多いようです。というのも、マインクラフトはゲームといっても、勝敗や得点で相手を打ち負かすといったゴールはありません。あるのは、目の前に広がるワールドだけ。そこで何をするかは自分次第で、家を作る、洞窟を探検するなど、やることを自分で決めて行います。この自由な設定が、子どもたちの創作意欲を刺激し、クリエイティビティを引き出すトリガーになっているのです。少しの指導ややり方を教えるだけで、子どもたちは自由にやりたいことを行っていきます。そんな新しいプログラミング素材を不定期ですがみなさんに提供していきたいと思います。


最近では一部の小学校でも活用が始まっております。渋谷区が実施していると聞いております。この近くでは東大和市立第二中学校。SDGsや地域の課題に対する理解を深めた後に、教育版マインクラフトを使って「SDGsが達成された東大和を作ろう」をテーマに街づくりに挑戦がありました。2021年からは入試も採用されております。「中学入試にマインクラフトを採用!聖徳学園中学・高等学校が考えるプログラミング入試」しかしまだまだ教える側の体制やパソコンの活用の問題があります。今まだ黎明期でこれからますます発展していくことがと思われます。


マインクラフトを含めたプログラミング講座を行っております。学童保育内でも利用を積極的に行っていきます。使用、活用方法など試行錯誤でチャレンジしてまいりたいと思います。ぜひご期待ください。

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